捨てられる銀行

2017.6.23

『捨てられる銀行2 非産運用』

銀行 証券 生保 が、大変革を求められています。

弊社も保険代理店と金融商品仲介業者を営んでいます。
もちろん昨今の保険業法の改正に伴い、社内の態勢整備が義務付けられ、さらに仲介業者としての厳しい検査や監査を受けながら社内改革をしております。

数年前から、法律の骨子や求められている体制は何か?から始め。
それを実践するための規程やマニュアルの整備。
そして実践から起こる苦情やお褒めの声や、社内からの提案による、ルールや仕組みの見直しをしています。

業界では労働スタイルが否応無しに変更され、統合や合併。さらに廃業が今後進むでしょう。

正直、2年前の気持ちとしては、金融庁が規制をさらに厳しくする!大変だ??という気持ちでおりました。

しかしここ数年、社内で態勢を半ば強制的に整備していくうちに…手応えとしてずいぶん社内が良くなった実感があります。

特に苦情から仕組み作りをしていく風土が出来上がってきたのは最高に嬉しいです。

そもそもお客様の為にやるべき事をしているからです。

あれ?金融庁が言っている事は、まともだぞ!(失礼m(_ _)m)
これをやり抜けば会社は発展する!
逆にできない業者は市場から淘汰される、と気付きました。

保険だけでなく、弊社は資産運用のご提案もしております。
正直、日本では資産運用に対し、批判的な意見が多いです。

そこで!今回、手に取ったこの本(^ー^)

なるほどぉ??その理由もよくわかります。

金融庁は、この本の帯にある
『手数料稼ぎの金融商品販売が多い。
顧客に満足を与えられる金融機関だけが生き残れば良い』
と考えを変えたんだ!とわかりました。

銀行 証券 保険だけでなく、金融庁みずからも反省をし「金融規制庁」から「金融育成庁」に変革をしようと書いてあります。

具体的にはルールベースからプリンシプルベース。
つまりルールだけ守れば良いという考えから、金融業者は自らの信義!哲学は何か?を問われる時代に入りました。

弊社は、この本の中にもある米国の資産アドバイザーが推奨する長期国債分散投資を推奨しております。

さらにその投資額の算定を、ライフプラン二ングを用いて算出し、その後に金融商品のポートフォリオと、万が一の保険を提案しております。

こういった金融機関の独自性を表明し、常に顧客本位で社内改革を継続し続ける会社を、金融庁は求めてくれています。

資産運用を通じで国益につなげていく発想は、私も激しく共感します!

ぜひ金融機関に関わる方は、手に取って読んでいただきたいと思います。